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中西 賀信*; 桑原 靖*; 大越 実; 高橋 知之*
Proceedings of 2nd International Symposium on Release of Radioactive Material from Regulatory Control, p.55 - 63, 1999/00
原子力安全委員会は、軽水炉及びガス炉の解体等に伴って発生する固体状物質に対するクリアランスレベルの導出を行った。クリアランスレベルの導出にあたっては、個人線量10Sv/年に相当する放射性物質の濃度を決定論的手法を用いて算出した。また、決定論的手法で用いたパラメータの数値の妥当性を確認するために、確率論的手法を用いた評価を行った。これらの手法を用いて導出したクリアランスレベルの値は、核種及び核種については、IAEAが提案しているクリアランスレベルとほぼ同一の値となった。これに対して、核種のいくつかについては、IAEAの提案値よりも一桁以上小さい値となった。
蛯沢 勝三
JCOSSAR95論文集, 0, p.27 - 34, 1995/00
免震化した場合としない場合での供用期間中の総期待費用の違いとして、機器免震の経済性を評価する手法を提案する。総期待費用は、機器及び免震装置の初期費用と、これらが破壊及び機能喪失した場合の期待損害額の和として表わす。期待損害額は、確率論的手法を用いて求めた供用期間中での破壊(機能喪失)確率と損害額の積として表わす。この手法を碍管付き起動変圧器に適用し、経済性を評価した。
蛯沢 勝三; 亀岡 裕行*; 竹内 勇*; 加治木 茂明*
Transactions of the 13th Int. Conf. on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT),Vol. 3, 0, p.591 - 596, 1995/00
安全上重要で耐震対策の難しい機器を免震構造化した場合の有効性を評価する手法を提案すると共に、評価用コードEBISAを開発した。このコードを用いて、機器免震構造化の有効性に係わる要因の影響評価を行った。対象とした機器は、過去の地震PSAで安全上重要な機器の1つとして挙げられている碍管付き起動変圧器である。対象とした要因は、免震装置の有無、免震装置のタイプの違い、免震装置の使用温度の違い、入力地震動の周波数特性の違い、入力地震動の水平及び鉛直成分の違いである。評価の結果、機能喪失の発生頻度が免震装置の有無によって約3桁違い、免震効果が高いこと、長周期成分の卓越した地震動より、短周期成分の卓越したものに対し、免震効果が高いこと、入力地震動の成分の違いによって有効性が影響を受けること等が分かった。
蛯沢 勝三; 宇賀 丈雄*
第22回地震工学研究発表会論文集, p.815 - 818, 1993/00
安全上重要で地震動抵抗力の小さく、耐震対策の難しい機器を免震構造化した場合の適用性と有効性を確率論的手法を用いて評価する手法を提案すると共に、評価用コードを開発している。この手法は、免震装置のない場合での機器の耐用期間中の損傷確率の大きさから適用性を評価し、免震装置のない場合とある場合での損傷頻度の比の大きさから有効性を評価するものである。この手法を原子力機器の中で安全上重要と考えられているものの1つである275kV碍管付き起動変圧器に応用し、積層ゴム及びベアリング支承コイルバネ粘性ダンパー免震装置それぞれで免震構造化した場合の損傷頻度と非免震での損傷頻度を求めた。対象とした条件下では、両免震装置での損傷頻度は大きく違わないことと、非免震に比べ約3桁程度低減されることが分かった。
長家 康展
no journal, ,
日本原子力学会炉物理部会主催の夏期セミナーにおいて「Pythonを利用した核計算,2; 確率論的手法」というタイトルで講義するためのテキストである。モンテカルロ法の基礎手法である乱数の発生方法とサンプリング手法についてPython言語によるサンプルコードを例示しながら詳しく解説した。また、それらのサンプルコードを再利用し、1領域球体系の固定源問題と1群と2群の固有値問題を解くモンテカルロプログラムを作成し、プログラムのアルゴリズムを解説した。